「車のエアコンが冷えない」
「エアコンから出てくる風がぬるい」
そんなとき、
「エアコンガスが減っているのかな?」
と思う方は多いのではないでしょうか。
そして次に気になるのが、
「エアコンガスって、ガソリンスタンドで入れてもらえるの?」
ということです。
ガソリンスタンドなら給油のついでに相談できるので、近くにあれば頼みやすいですよね。
実際にエアコンガスの補充に対応しているガソリンスタンドもあります。
ただし、すべてのガソリンスタンドで同じ作業ができるわけではありません。
また、車のエアコンが冷えない原因は、エアコンガスの不足だけとは限りません。
この記事では、車のエアコンがぬるいときに、どこへ相談すればよいのか、エアコンガスを補充するときに注意したいことを整備工場の目線から分かりやすく説明します。
ガソリンスタンドでエアコンガスを入れてもらえる?
結論からいうと、ガソリンスタンドによって対応できる作業が違います。
エアコンガスの補充に対応している店舗もありますが、すべての店舗でエアコンの点検やメンテナンスまでできるとは限りません。
そのため、「近くのガソリンスタンドならどこでもエアコンガスを入れてもらえる」と考えるのではなく、事前に確認することをおすすめします。
電話などで、
「車のエアコンガスの補充はできますか?」
と聞いてみるとよいでしょう。
さらに、エアコンが冷えない原因も確認してほしい場合は、
「ガスを入れるだけではなく、エアコンの点検もできますか?」
と確認しておくと安心です。
「ガスを入れる」と「エアコンをメンテナンスする」は同じではありません
ここは非常に重要なポイントです。
エアコンが冷えないからといって、必ずしも単純なガス不足とは限りません。
例えば、ガスが不足している場合でも、
- なぜガスが不足したのか
- 冷媒が漏れていないか
- エアコンシステムに異常がないか
などを考える必要があります。
つまり、
「エアコンが冷えないから、とりあえずガスを追加する」
だけでは、原因の解決にならないことがあります。
エアコンがぬるい原因はガス不足だけではありません
カーエアコンが冷えない原因には、いろいろなものがあります。
エアコンガスに関係するもの
- 冷媒量が不足している
- 冷媒が漏れている
- 冷媒量が適正ではない
エアコンシステムに関係するもの
- コンプレッサーの不具合
- 電動コンプレッサーの不具合
- コンデンサー側の問題
- エキスパンションバルブの不具合
- 電装系統の不具合
空気の流れに関係するもの
- エアコンフィルターの詰まり
- エバポレーターの汚れ
- 冷却ファンの不具合
このように、
「エアコンがぬるい=エアコンガスがない」
とは限りません。
ガスを補充しても冷えない場合は、別の原因が隠れている可能性があります。
エアコンガスが減っていたら「漏れ」も考える
カーエアコンの冷媒は、エンジンオイルのように定期的に交換したり、減った分を毎年補充したりするものではありません。
長期間の使用によって少しずつ状態が変化することはありますが、冷媒量が大きく不足しているのであれば、どこかから漏れていないか確認することも大切です。
例えば、
- 配管やホース
- 接続部
- コンデンサー
- エバポレーター
- コンプレッサー周辺
などから冷媒が漏れている可能性があります。
漏れている状態でガスだけを補充しても、時間が経てば再び冷えなくなる可能性があります。
そのため、
ガス補充=修理
ではないことを知っておいてください。
「ガソリンスタンド エアコンガス 近く」で探すときの注意点
「ガソリンスタンド エアコン ガス 近く」などで検索する方は、おそらく今すぐ相談できる場所を探しているのではないでしょうか。
その場合に確認しておきたいのが、
「その店舗で、どこまでの作業ができるのか」
ということです。
例えば、エアコンガスの補充に対応していても、冷媒を回収して状態を確認したり、規定量に合わせて充填したりするメンテナンスまで対応しているとは限りません。
エアコンが冷えない原因まで確認してほしいのであれば、対応できる作業内容を事前に聞いておくと安心です。
カー用品店ならエアコンガスを入れてもらえる?
カー用品店でも、店舗や設備によって対応できる内容が異なります。
エアコンガスの補充や点検に対応している店舗もありますが、ここでも大切なのは、
「どこまで原因を確認してくれるのか」
ということです。
単純なガス補充を希望している場合と、エアコンが冷えない原因まで調べたい場合では、必要な作業が違います。
「ガスを入れてほしい」のか、
「エアコンが冷えない原因を調べてほしい」のか。
まず自分が何をしてほしいのかを伝えることが大切です。
整備工場で行うエアコンメンテナンスとは?
エアコンのメンテナンスに対応している整備工場では、単純にガスを追加するだけではなく、専用の機器を使用して冷媒を回収し、必要な工程を行ったうえで規定量の冷媒を充填する方法があります。
車種によってエアコンガスの種類や規定量は異なります。
そのため、
「とりあえずガスを足しておけばいい」
という考え方ではなく、車両ごとの状態を確認しながら作業することが重要です。
エアコンガスを入れたら必ず冷えるわけではありません
エアコンガスが不足していることが原因であれば、適切な量に戻すことで冷房能力が回復する可能性があります。
しかし、
- コンプレッサーの不具合
- 電装系の故障
- 冷却ファンの不具合
- エキスパンションバルブの不具合
- エバポレーターなどの問題
などが原因の場合、ガスを入れるだけでは改善しません。
だからこそ、
「冷えないからガスを入れる」よりも、「なぜ冷えないのかを確認する」
ことが大切です。
こんな症状なら一度エアコンを点検してみましょう
次のような症状がある場合は、一度エアコンの状態を確認してみることをおすすめします。
- エアコンを入れても風がぬるい
- 以前より明らかに冷えなくなった
- 冷房が効いたり効かなかったりする
- アイドリング中だけ冷えにくい
- エアコンを入れると異音がする
- 以前ガスを入れたのに、また冷えなくなった
- 中古車を購入してからエアコンの状態が気になる
特に、
「以前ガスを入れたけれど、また冷えなくなった」
という場合は、単純なガス不足として考えず、一度原因を確認したほうがよいでしょう。
ガソリンスタンドと整備工場、どちらに相談すればいい?
どこに相談すればよいのか迷ったときは、希望する作業で考えると分かりやすくなります。
| 希望すること | 相談先の例 |
|---|---|
| 給油のついでに相談したい | 対応可能なガソリンスタンド |
| エアコンガスを補充したい | 対応可能なガソリンスタンド・カー用品店・整備工場 |
| エアコンが冷えない原因も調べたい | エアコン整備に対応した整備工場 |
| ガス漏れなども含めて確認したい | エアコン整備に対応した整備工場 |
「とにかく今日ガスを入れたい」という場合と、
「今年の夏も安心してエアコンを使いたい」という場合では、必要な作業が違います。
「エアコンガスを入れる」だけで終わらせない
エアコンは、真夏になってから突然冷えなくなると非常に困ります。
特に、
「去年までは普通に冷えていたのに、今年はなんとなくぬるい」
という場合は、早めに状態を確認しておくと安心です。
ガソリンスタンド、カー用品店、整備工場。
どこに相談する場合でも、
「ガスを入れてください」だけではなく、「エアコンが冷えない原因も確認してください」
と伝えることをおすすめします。
当店でもカーエアコンのメンテナンスを行っています
当店では、カーエアコンのメンテナンスに対応しています。
専用のエアコンメンテナンス機器を使用して、車両から冷媒を回収し、状態を確認したうえでメンテナンスを行っています。
「ガスを入れたほうがいいのか分からない」
「最近エアコンがぬるい」
「ガソリンスタンドでガスを入れようか迷っている」
という方も、まずはご相談ください。
エアコンが冷えないからといって、必ずしもガス補充だけが必要とは限りません。
車の状態を確認して、必要なメンテナンスをご案内します。
まとめ
車のエアコンガスは、ガソリンスタンドでも補充に対応している店舗があります。
ただし、店舗によって対応できる作業内容は異なります。
また、エアコンが冷えない原因はガス不足だけではありません。
ガスが不足している場合には、単純に補充するだけではなく、なぜ不足したのかを考えることも大切です。
「エアコンがぬるい」「冷えない」「以前ガスを入れたのにまた冷えなくなった」
このような症状がある場合は、エアコンガスの量だけでなく、エアコンシステム全体の状態を確認してもらうと安心です。
近くでエアコンガスを入れてくれる場所を探している方も、料金だけで決めるのではなく、どこまで点検・作業してくれるのかを確認してから依頼することをおすすめします。
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