ER34のイグニッションコイルとプラグの交換
お客さんから、修理について相談を受けました。
エンジンのチェックランプが点いたので、ディーラーで点検してもらったところ、イグニッションコイルが悪いらしい。
部品代が1個13,600円 プラグや工賃を加えると11万超えるとのこと・・・
年数や距離数が伸びるとどうしても不調が出てくる部品です。
私の提案は、日産純正を作っている「日立」のイグニッションコイルにして、価格を抑えることでした。
日産純正部品よりいくぶんか値引きが有り、お客様にもその分還元できます。
工賃も抑えて、約9万ちょいで出来ると提案したところ、それでお願いしますと依頼を受けました。
価格だけで選ぶと、社外品のパーツもあるようですが、お客様から信頼性が高い物をということで、日立製になりました。
イグニッション・コイルとはこのようなものです。
ここで電圧を上げてプラグへ電気を供給します。
ボンネットを開けてエンジンルームを見ると、エンジンにカバーが付いており、タワーバーや、パイピングなどの補機類が交換を妨げています^^;
新車から20年経過していることも有り、ゴム類やプラスチック部品の劣化もありますが、即交換というほどでもないので、再使用します。
固着しているので、浸透剤などを掛けつつ丁寧に・・・
時間が多少かかりましたが、無事に交換終了しました。
プラグは、純正品番対応のNGK製イリジウムMAXをつけました。
これは、耐久性重視タイプで5万キロ以上は交換不要です。
この車は、プラグの交換にも時間がかかりますので、耐久性の高いものがおすすめです。
作業終了後、エンジンを始動させ、チェックして試運転に出ます。
納車時には点灯していたエンジンチェックランプも消え問題なさそうです。
以上が簡単にまとめましたが、ER34のプラグとイグニッションコイルの交換でした。