この記事はこんな方におすすめです

 

  • 「CVTオイルを交換すると壊れる」と聞いて不安な方
  • CVTオイル交換をしても大丈夫なのか知りたい方
  • 交換前にどのような確認をしているのか知りたい方
  • すでに変速ショックなどの症状がある方

 

 


「CVTオイルを交換すると壊れるって聞いたけど、本当に大丈夫ですか?」

 


CVTオイル交換について、このような不安を持たれる方は少なくありません。

 


確かに、インターネットなどでは「CVTオイルを交換したら壊れた」という話を見かけることがあります。

 


しかし、だからといって「CVTオイル交換は危険だから、どんな車でも交換しない方がいい」ということではありません。

 


大切なのは、交換する前にお車の状態を確認し、交換して問題ない状態なのかを判断することだと当店では考えています。

 

 

当店では交換前にコンタミチェックを行っています

 


当店でCVTオイル交換を行う場合、いきなり新しいフルードを入れるわけではありません。

 


まず、交換前のお車の状態を確認します。

 


その中でも重要なのがコンタミチェックです。

 


フルードの状態や内部に含まれる異物、鉄粉などを確認し、現在のCVTがどのような状態なのかを判断するための材料にします。

 


詳しくは、
AT・CVTオイル交換前に状態確認をする理由|コンタミチェックとは?
をご覧ください。

 

鉄粉が多いなど、気になる状態なら無理に交換しません

 


コンタミチェックなどで、かなりの鉄粉が確認されるなど、明らかに気になる状態のお車があります。

 


そのような場合に、単純に「せっかく来店したから交換しましょう」とは考えていません。

 


お車の状態をお客様に説明し、交換することによるメリットや考えられるリスクをお伝えしたうえで、最終的にはオーナー様に判断していただきます。

 


つまり、当店では「すべてのCVTを無条件に交換する」ことはしていません。

 

問題がないと判断した車は、適切な手順で交換します

 


コンタミチェックなどを行い、交換して問題ない状態だと判断したお車については、適合するフルードを使用して交換作業を行います。

 


作業についても、車種ごとの整備解説書などに記載された手順を確認し、必要な工程を確実に行うことを大切にしています。

 


CVTオイル交換は、単純に古いオイルを抜いて新しいオイルを入れるだけではありません。

 


車種によって使用するフルードや交換方法、油量の確認方法などが異なるためです。

 

オイルパンやストレーナーまで確認する場合があります

 


車種や作業内容によっては、CVTのオイルパンを外し、内部を確認する場合があります。

 


オイルパンを外す場合は、内部の洗浄やストレーナー交換などを含めた一連の作業として行います。

 


詳しくは、
CVTオイルパン洗浄とは?ストレーナー交換とフルード補充まで行う理由
をご覧ください。

 


このように、交換前の状態を確認して必要な工程を行うことが、トラブルを防ぐための一つの考え方になります。

 

それでも「絶対にトラブルが起きない」とは言えません

 


ここは非常に大切なところです。

 


コンタミチェックを行い、問題がないと判断した車両に、適合するフルードを使用して、整備解説書に沿って確実に作業したとしても、「絶対にトラブルが起きません」と保証することはできません。

 


車は機械です。

 


長年使用している車両では、内部の摩耗や劣化など、オイル交換とは別の要因が存在する場合があります。

 


そのため、オイル交換を行った後に何らかの不具合が発生した場合でも、必ずしもオイル交換そのものが原因とは限りません。

 

機械的な故障はオイル交換では修理できません

 


もう一つ、誤解していただきたくないことがあります。

 


すでに内部に機械的な故障がある場合、CVTオイルを交換することで、その故障を修理できるわけではありません。

 


例えば、内部部品の摩耗や損傷など、機械そのものに問題がある場合は、オイル交換とは別の修理や点検が必要になります。

 


当店が行っているのは、あくまでCVTオイル交換というメンテナンス作業です。

 


「CVTの調子が悪いから、オイルを交換すれば全部直る」という考え方ではありません。

 

症状がある車は、交換前にご相談ください

 


すでに変速ショック、異音、滑り、発進時の違和感などがある場合は、オイル交換をする前にその症状をお知らせください。

 


症状の内容や発生状況によっては、オイル交換より先に点検をおすすめする場合があります。

 


特に「最近急に症状が出た」「以前より症状が強くなっている」という場合は、単純なメンテナンスとして考えない方がよいケースもあります。

 


お車の状態については、
CVTオイル交換はいつする?交換時期を走行距離だけで決めない理由
も参考にしてください。

 

「交換したら壊れた」という話だけで判断しない

 


「CVTオイルを交換したら壊れた」という話を聞くと、オイル交換そのものが原因だと思ってしまうかもしれません。

 


しかし、その車が交換前にどのような状態だったのか、どのような症状があったのか、どのフルードを使用したのか、どのような方法で交換したのかなど、確認しなければ原因は判断できません。

 


だからこそ、当店では交換前の状態確認を大切にしています。

 

オイル交換は「予防整備」の一つです

 


CVTオイル交換は、故障したCVTを修理するための作業ではありません。

 


適切な状態の車両に対して、適合するフルードを使用し、必要な手順で交換することで、CVTを良い状態に保つためのメンテナンスの一つです。

 


もちろん、オイルを交換したからといって車の寿命を保証するものでもありません。

 


それでも、使用しているフルードを適切な状態に保つことには意味があります。

 

当店が大切にしていること

 


当店では、単に「オイル交換をする」ことだけを目的にはしていません。

 


交換前に状態を確認すること。

 


交換して問題ない状態かを判断すること。

 


適合するフルードを使用すること。

 


整備解説書などに沿って、必要な作業を確実に行うこと。

 


そして、機械的な故障が疑われる場合には、オイル交換だけで改善できるとは考えないこと。

 


この考え方を大切にしています。

 

まとめ

 


「CVTオイルを交換すると壊れる」という話だけを聞いて、すべての車で交換を避ける必要はありません。

 


一方で、どんな車でも「交換すれば絶対に大丈夫」と言うこともできません。

 


当店では、交換前にコンタミチェックなどでお車の状態を確認し、交換して問題ない状態なのかを判断します。

 


状態に問題がなければ、適合するフルードを使用し、整備解説書などに沿って確実に作業します。

 


ただし、すでに内部に機械的な故障がある場合、それをオイル交換で修理することはできません。

 


「絶対」を約束するのではなく、お車の状態を確認したうえで、できるだけ適切な判断をする。

 


それが当店のCVTオイル交換に対する基本的な考え方です。


 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


CVTオイル交換について不安なことがありましたら、交換前に遠慮なくご相談ください。

 


お車の状態や症状を確認し、交換して問題ない状態なのかを考えたうえで、必要な作業についてご説明します。

 


オイル交換で改善できることと、機械的な故障として点検・修理が必要なことは別です。

 


無理に交換をおすすめするのではなく、お客様に状態をご理解いただいたうえで判断していただくことを大切にしています。

 

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